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日記なのか何なのか…気侭に語る
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■ 2017/08/21   [PR]
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FIVEのとあるキャラの過去話

てってけて〜ん……キモイ人のSSを打ち直してみました。
でも、前打っていたのとは違う物になってしまいました。
というか、題材からして違ってしまいました。
ポロッと出したい時にポロッと出したい物を打ち込む。
それがDIARY? 的突発SSだー!!

思いの外、意味の分からない内容に・・・
流石キモイ人である。

*****************

【あこがれつもりて】


 憧れていたずっと
 何故と言われても分からないが



 あの人を初めて見たのは、私がまだ幼い頃。
 父を訊ねてきたその人は、小さい自分から見ても格好良くて。
 親しそうに話をする父が、とても羨ましかった。

「結婚、決まったそうだな。」
「ああ・・・」
「あまり、嬉しそうじゃ無いな、エート。」
「正直、戸惑っている。」

 そう言って微笑んでいた笑顔が歪んだ瞬間、私はその人の魅力に取り憑かれた。

「世の中、苦痛しか無いよ・・・。」

 あの歪んだ笑みは人が抱える闇そのものだった。



 たまに来る。
 子供を連れて。
 たまに行く。
 父に連れられ。

 会う度に嬉しくて、でもそれを極力面に出したくなくて。
 それでもきっと隠し切れていなかったのだろう。
 あの人はいつも優しく声をかけてくれた。
 決して父との時の様に、あの闇は見せてくれないけれど。



 私が社交界に出、大人と認められる頃になると徐々に見えてくる。
 あの人の闇が蜷局を巻く様に。
 悲しみ・憤り・諦め・焦り・恐怖
 私と対面している時は見せない渦巻くそれら。
 しかし、遠目で見かける。
 歪んだ笑顔。


 あの人の様に歪んでみせれば分かるのだろうか?
 あの人が見ているものが。

 あの人の様に歪んでみせれば届くのだろうか?
 あの人に・・・本当のあの人に。



「イリシト兄、お久しぶりです。」

 年々似てくるダークの姿に嫉妬した。
 私が近づきたくて焦がれるものに、当たり前の様にただ似てくるダーク。
 そう、それは当たり前なのだけど。
 羨ましくて仕方がない。


 そして・・・



「・・・お亡くなりに?」

 突然、あの人は消えた。
 歪み渦巻く闇の激しさに、呑まれる様に全てを消し去ってしまった。

 そう、自らの意志で・・・


 少し影を帯びて、ますます似てくるダークの姿。
 でも、違う。
 あの人は・・・

 あの人は・・・



 歪んでみれば分かるだろうか?
 歪んでみればなれるだろうか?

 貴方が見ていたその世界を
 私にも見る事が出来るだろうか?

 きっと

 きっと私は誰よりもあなたに近づけるはずだ。


 ずっと私は
 あなたに憧れてきたのだから

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