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日記なのか何なのか…気侭に語る
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■ 2011/07/09   突発SS【それはある】
FIVEのとあるキャラの過去話

前に消えてしまったキモイ人は修復不可能でした。
別のお話です。
(コメ下さったAWさん、ありがとう。そしてすみません。)


そして惨劇へ・・・

*****************

【それはある】



  僕の体の中にいるのは、いったいなあに?

  僕の中に何かがある。
  僕の中に何かがいる。



 嫌いだった。
 だから言ったんだ。

「オベリア先生なんていなくなっちゃえばいいのに。」

 そうしたら次の日、オベリア先生の授業がなくなった。
 昨日まで「王族として」とか「白金の髪の者として」とか、そんなことをしかめっ面で説いていたのに。
 どうして先生の授業がなくなったのか、皆教えてくれなかった。
 でも、僕は知っていたんだ。

「オベリア先生、死んじゃったの?」

 周りの人達が驚いた表情で僕を見た。
 誰が教えたのか・・・そんな事を言っている。
 知っているよ。
 僕は知っている。
 いいや、違う。
 僕は知ってしまったんだ。

 僕の中にある。
 僕の中にいる。
 この力が・・・



 そう、それがこの力を知った・・・自覚した最初の時。
 私の力は幼稚な心が放った些細な望みさえ叶える、最悪の力だった。
 これはお前の力だと皆が言う。
 この得体の知れない力を、私だと褒め讃えるのだ。
 こんな力を・・・

  じゃあ そのちから ちょうだい

 何かが私に話しかける。

  ちょうだい ちょうだい
  ちから ちょうだい

 3つの粗末な腕輪
 忘れ去られた神器

  ちょうだい ちから ちょうだい

 私は微笑む
「私の希望が叶えられなかったらね・・・あげるよ、この力。」

 そう、私が私の望む世界を作り損ねたならば

 食い尽くせばいい・・・この力を!!


「さあ、私の望む世界を作る為の第一歩だ。」

 歩き出す、宝物庫を後にする。

 光を受けた髪がキラリと白金色に輝いた。
 まだ少年の顔をしたその面に笑みが浮かぶ。
 美しい唇が歪む。
 その表情さえ美しく。
 しかし紡ぎ出す言葉は・・・


「邪魔なものは消してしまえばいい。」

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